M's PLANNING INFORMATION
2020.06.22
【 アスリートも呼吸を整えることで得られる効果って?実はとても大切なんです! 】
前回のアスリート記事では取り組んでいるトレーニングを何の為に行っていますか?
というなげかけをさせ頂きました。
今の自分に何が必要で、どの段階の何の要素が必要なのか?
どんなトレーニングでも目的に対しての段階や根拠が明確に取り組めていることが大切です。
さらに、競技技術を高めていく為の土台は「身体の機能」と書きましたので、今回はもう少しこの部分を
掘り下げていきたいと思います。
この、「身体の機能」の一つに今回のテーマ呼吸があげられます。
1日2万回するといわれている呼吸はアスリートにも重要な意味を持ちます。
理想的な呼吸が完璧に出来ている人はまずいないとは思いますが
2万回の呼吸に課題が生じるとどのようなことが起こるでしょうか?
細かい事を大幅に省けば
肩こり、腰痛、肩の痛み、首の痛み、疲労感、イライラ、不眠・・・・・
など、様々な痛みや疾患との関連性があります。
この理由の一つに、交感神経優位になり緊張性が高まる事があります。
更に、呼吸の傾向によって重心にも変化が生じたり、姿勢に変化が生じます。
例えば、胸式で呼吸をして吸って頂くと重心は上方に行きやすく、腹式で吸う事により重心は下がります。
実際にパートナーで行ってみて頂くと実感できるかと思います。
これが、スポーツの現場で考えるとどうか?
重心が上方にある方がサッカーやバスケットの際に方向転換が行いやすく
重心が下方にある方が安定感が高まる為、ラグビーやレスリングのタックルには優位かもしれません。
その為、胸式、腹式の優劣ではなくどちらも出来る状態にある事が大切です。
呼吸が安定すると、単純に体内に酸素を十分に取り込むことが出来、呼吸数の減少につながります。
この結果、身体の緊張状態を開放する事が出来る可能性があります。
スポーツ選手においても、何かを行う前から身体が緊張状態にあったら…
緊張状態により身体の部位の可動性低下や安定性低下を招いていたら…
始まる前から、痛み、疲労感、イライラだったら…
スポーツパフォーマンスの前の話ですよね?
このような事からもアスリートが呼吸を整える事は大事になってきます。
現場でも呼吸を深くゆっくりするだけで可動性や安定性に変化が起こることが多々あります。
呼吸について気になる方や興味を持たれた方は、トレーナーまでお気軽にご相談下さい!
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