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2020.10.05
【 BDPブログ:人間の恒常性の力 】
こんにちは!
トレーナーの中村です。
すっかり涼しくなり秋らしくなってきましたね。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋・・・
秋の食べ物は美味しい分、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
そんな時皆さんはどうしていますか?
「食べ過ぎた!太っちゃう!明日は断食しなきゃ!」
と不安に思う方多いのではないでしょうか?
結論を言うと
「1日食べ過ぎても太りません!!」
これは人間が生まれながらに持っている「ホメオスタシス:恒常性」という力が働いているからです。
恒常性とは内部環境を一定に保つ力です。
例えば、気温が40℃近く暑くなっても人間の体温はそこまで上がりません。
これは恒常性の力により、体温が一定に保たれているからです。
食事でも同じ力が体内で働いています。
食べ過ぎたとしても、すべての栄養素を吸収するわけではなく、吸収されなかったものは体外へと排出されます。
食べ過ぎる前の状態に戻そうとします。
(食べ過ぎたその日は、体重は増えているかもしれませんが、それは食べた食事の重さであって、脂肪が増えたわけではありません。)
しかし、食べ過ぎた食事が3日以上続くと、体内に脂肪が蓄積されていきます。
食べ過ぎは次の日にリセットすると良いです。
これは逆のことも言えます。
短期間でのダイエットがリバウンドしやすいのは、恒常性が働き、元の状態に戻そうとするため食欲が増したり、
体重が減らなくなったりするのです。
過度なダイエットは逆に遠回りになるんですね。
食べ過ぎた次の日は疲れた内臓に負担をかけない食事が好ましいです。
スープや味噌汁など、消化の良いものを食べて身体をリセットしてあげましょう。
無理して食べる必要はありませんが、出来るだけいつも通り3食食べると、代謝も下がらない身体を保てます。
美味しいものを美味しく食べることも、心の栄養補給のために大切なことです。
今回のお話が皆さんの身体と心の栄養補給どちらにも役立てば幸いです🌺
写真は中村家(実家)の栗の木、大量に獲れた栗です↓↓↓